当治療院の診察方針について
■鍼灸治療の診察方法
当院の鍼灸治療は、理学テストによる効果と、東洋医学の一つである伝統中国医学、中医学の 弁証論治に基づいた診察方法、四診（望診、問診、聞診、切診）・脈診・舌診を用いています。
・望診とは、顔色を診て体の状態をチェックします。
・問診とは、患者に対して自覚症状や生活習慣などを質問します。
・聞診とは、身体の匂い・味覚など、異常がないかチェックします。
・切診とは、身体や患部など、直接触って病状をチェックします。
・脈診とは、脈の強弱、速さ、硬さなどによって病状をチェックします。
・舌診とは、舌の色（赤・白・紫）舌の形・動きなどによって病状をチェックします。
また、中医学による陰陽五行の考え方に従い、
１．天地陰陽（天 候など）
２．四時(発病の季節と時間）との関係
３．五 臓六腑（肝、心、脾、肺、腎、胆、小腸、胃、大腸、膀胱）の状態
４．男女の違い
５．年齢差
６．体質の強弱
７．飲食住居の状態
８．意志苦楽の状態
９．生活における精神面の盛衰
などの状態と病の関係から、病の本始（病因、病性、病機，転帰など）を把握し、鍼灸療法を行います。
上記、中医学理論による鑑 別診断から、理（理由）法（法則）方（処方)、穴（選穴）という論治と治則（治療方法）を判断し、人体内外を巡る経路（中医学の十二経路）、経穴 を通して鍼灸治療を行うことによって、自然治癒力が強まり、病気を改善・回復することができます。
■整体治療の診察方法
当院の整体治療は、中医学の 基礎である整体観（五臓六腑、器官、組織がそれぞれ有機的に連携し機能している）を重視し整体治療を行います。